熟達 “Mastery”

私たちが取り組むどんな事にも、マスターと呼ばれるその分野に熟達した達人たちが存在します。しかし彼らは名人や達人、マスターとは呼ばれていても、私たちと同じ人間です。ではどこで凡人と名人の差が生まれるのか。生まれ持った才能だけで決まってしまうものなのか。育った環境、ましては遺伝子だけで決まってしま…

説明の無いものは随時アップしていきます。要素ごとの記事アップも予定しています。

熟達 “Mastery”

私たちが取り組むどんな事にも、マスターと呼ばれるその分野に熟達した達人たちが存在します。しかし彼らは名人や達人、マスターとは呼ばれていても、私たちと同じ人間です。ではどこで凡人と名人の差が生まれるのか。生まれ持った才能だけで決まってしまうものなのか。育った環境、ましては遺伝子だけで決まってしまうものなのか。挫折や力量の差を感じた時に、そのような疑問を思ったことはありませんでしょうか。

凡人と達人の差、その差は先天的な要因で決まる事ではありません。達人の域に到達するための術は誰にでも用意されているのです。

熟達を定義する

確実に自分の物とし、普遍的な叡智と繋がること。

Breakthrough

熟達を達成するために必要な要素

意図のある取り組み

Intention
目的を持った取り組みとも言えます。ただ練習するのではなく、なぜ練習しているのかを意識すること。何を考えて取り組むのか。乗り越えたい課題は何なのか。それらを明確にするかしないかでは、その取り組みから生まれる成果には雲泥の差が生まれます。成長を意識するよりも、自分のレベル、状態を熟知していくことで、取り組みの質が上がっていきます。

基礎の徹底

Basic
より高度な技術を身に付けたいのであれば、人一倍基礎を徹底しなければなりません。ロケット発射角度と同じ原理です。1度狂うと、出発点から10,000m先の間で大きな誤差が生まれます。ブレない基礎こそ熟達を支える軸となります。

心身の緩み、リラックス

Relax
必要な場所で必要な時に力む事は間違えではありませんが、常時力んでいては、同じパフォーマンスを繰り返すことは出来なくなります。力を入れる時と脱力のちょうど狭間を維持する感覚を掴めば、持久力が生まれるだけでなく、緩急のメリハリもつき、パフォーマンスが安定します。

制御と支配、コントロール

Control
心技体の制御と支配、コントロールは、前項目の「リラックス」を心得ていないと、実践が難しくなっています。心技体の制御は、その名の通り心と技と体全てが生み出す行動を、自分の意図と100%合致させることを意味します。行動だけではないことがポイントで、感情や思考などの制御も含まれます。

模倣

Imitation
人を模倣する。作品を模倣する。先人の知恵や技術を進んで真似をするのです。模倣は自分の知らない域へ踏み込むための手段です。模倣をしてみて初めて自分のスタイルが見えたり、取り組み改善のヒントが見えたりする。そもそも、人や作品を完璧に模倣することは不可能です。色々なものや人を真似をして、既存の知恵は有効活用しましょう。

自己を俯瞰する意識

Become a watcher
マスターであるためには、自分が自分自身のマスター(支配人)となる必要があります。自分という体と自分という意識を切り離し、あたかも自分が自分の生徒であり師匠であるような感覚として浮遊するのです。そうすることで自分の中で起こっていること全てに意識が通り、取り組みの最中で細かな調整を効かせることができるようになります。

独自の表現(感性の有効活用)

Bring your own style
個々の感性と書いて個性です。個々の感性は千差万別。自分の感覚や性質に耳を傾けて、自分の好き嫌いをはっきりと取り組みに表現するのです。同じ取り組みの中でも、好みが必ず分かれることがあるはず。その自分の個性を遮るのではなく、好き嫌いに寛容になり、自分独自の取り組み方を見つけ出すことは、熟達に必須です。

継続的な実施

Continuity
プロと呼ばれる人種とアマチュアと呼ばれる人種の違いは、至って初歩的な要素で決まります。それは毎日実施しているかどうか。それだけです。決してこの熟達に毎日の実施が、必ずしも必要ということではありませんが、単発的で短期的な集中よりも、継続的な実施がどんな取り組みの熟達にも必要不可欠です。一日で追加できる成長は限られています。その一日の限度を知ることも、無駄な取り組みを避けるためにも、知っておきたい要素です。

現況の受け入れ

Acceptance
自己を成長させるには、自分の居場所を完全に認めることが必要不可欠です。居場所とは、自分の現況、すなわち自分の現在のスキルレベルのことです。上達したい自分が居て、その自分が、今という発展途上の状態を受け入れることができず、下手な自分に嫌気が差していたら本末転倒。上達の妨げになってしまいます。熟達はプロセスであり、結果は他人が決めるもの。常に自分の居場所を受け入れつつ、課題に取り組みましょう。

歓び

Enjoyment

熱意

Enthusiasm

リラックス筋

Chops

安全地帯から出る

Get out of comfort zone
学び続け、吸収し続ける(新しいことにチャレンジし続ける)

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