2015/6/23

高学歴社員が組織を滅ぼす

1.とにかく「リスク回避」を優先する
2.つねに「自己保身」を考える
3.「世間のヒエラルキー」ばかりを重視する
4.「格上」の人間にはおもねり、身内に甘い
5.「格下」の人間には極めて冷淡
本日Amazonでウィンドウショッピングをしていたら、とある本を発見。「高学歴社員が組織を滅ぼす」という本です。学歴もクソもなく、さらには自営業の僕には無縁の「学歴社会」ですが、タイトルが気になったので本をチェケラしてみました。本の説明文に、上記5つの項目が箇条書きで記されておりったのですが、ちょうどタイムリーで上記に当てはまる人が僕の身の回りにいたもので、思わず苦笑。通常の取引では協力的でフレンドリーな対応だったので、本質的には問題ない方であることは間違いないと思いますが、とある案件が始まった途端に上記5つの要素が炸裂。その人の中の化け物が召喚されたように、全くの別人と化してしまったのです。最初は僕も戸惑ってしまい、少々ダメージを食らいましたが、いつまで経っても「格下の人間には極めて冷淡」が収まらず、これは完全に僕平山翔樹がどうこうという問題ではないことに気付いた途端、正直かなり残念になってしまいました。残念というか、ああいう風になってしまうのは無理もないなという感じです。「仕事で達成すべき何か」の方が大事で大事で仕方がなく、それを達成するためには人をけなしてまでも強引に達成させたいという、完全なる無意識に陥っているパターンです。僕もよく理解出来ておりませんが、人生で初めて赤の他人に本気で「バカ」と言われました。実際に僕がバカかどうかは別として、これが学歴社会の現状なのだと思います。上がいて下がいる。上は強くて下は弱い。そしていずれも劣等感同士の叩き合い。勝者はいないのです。高校の同級生でハーバードに受かった友達がいます。彼は恐ろしいほど頭が良かったですが、世界一の大学に受かったとは思えないほど劣等感が大きく、逆に何かに縛られていたようにさえ見えました。それは何故か。それは根本的な人間の使命と真逆のことをしているからです。情熱を追い、後付で勝利がおまけとしてくっついてきたのなら、それは全く問題無いと思います。しかし競争に勝てば報われるという動機で事を起こすのであれば話は別です。人を人とも思わない、完全なる自己中心的人格が創造されるだけの極めて残念な結果しか残らないのです。時代は逆です。資本主義、学歴社会に対応できない魂が何故増えてきているのか。それは現実を見れば明らかです。お金、学歴、人種(ゲイ・レズや障害者を含む)にて人を判断するというスタイルは、全くもってお古な意識です。最近で言うなれば、昭和、高度成長期という腐った時代が残した、過去の産物です。
僕は新しい時代を築きたいのです。ここ数百年で変わってしまった、人間本来の自由と幸せを、再定義(元に戻す)したいのです。

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