「君の名は。」を観て思ったこと

Love is all you need. 必要なのは愛だけだ。
な〜んていう飾りに飾った人生における模範解答は聞き飽きた、いや、飾りすぎだしアホすぎで耳にすることもないことかもしれません。でも、数ある苦境を乗り越え、ある程度の意識状態まで行くと、これが本当に答えであることが心底から理解できるようになります。語れば長くなることを短く表現しますが、我ら人間、いや生命のすべては愛の象徴そのものです。愛なしにどう存在できるというのでしょうか。愛なしにどうこの世に命を授かり、この記事が読めるまでに育ったのでしょうか。誰かしらがあなたに愛を注ぎ、自己犠牲をしてくれたお陰で僕ら人間は生きているのです。しかし敬愛すべきその愛が、不運なことに、人類が自ら創り上げたマインドの世界に飲み込まれつつあります。昨夜「君の名は。」という映画を鑑賞しました。映画の冒頭に予告編放映の時間があると思いますが、紹介されている映画のほとんどが恋愛がテーマになっているのです。制作側が恋愛作品を意図的に多く作っているのか、単なる偶然なのかはわかりませんが、恋愛作品に金を出し感動を求めに行く人間の動機を考えれば、現代の人間は「愛に飢えている」というファクターが存在していることは火を見るより明らかであり、これが現映画業界のマネタイズ手法になっているのではないかと素直に疑問に思う程です。結婚願望が無駄に上がっている一方で、5,000人を対象にしたリサーチによると男女共に交際中率はいずれも50%近辺にまで低下。これは何を示すかというと、現実より理想が大幅に上回っている、ということです。目の前の人間を愛すないし人として認識し向き合う以前に、自らのマインドで描写する「何か(理想もしくは妄想)」がその人視界を覆い、人として生きる「人生」という美しく貴重な体験を生かせないでいる。すべてがマインドによって歪曲された体験となってしまっているのです。
私たちの使命はこの「何か」を超えることです。思考を超え、この今という唯一体験出来る「体験」をフルに感じ、魂と生命を感じ、生きることです。ジェットコースターに乗ったことがないのにジェットコースターを怖がっているのと同じです。乗ったらどうなるかを考えている暇があったら、乗ろうよ。生きようよ。愛そうよ!

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