良い悪いは本当に存在するのでしょうか。誰が良いと決めて、誰が悪いと決めたのでしょうか。答えは頭です。人々は良いを求め日々生きています。そして悪いを避けようと日々生きています。なんて愚かで馬鹿げた考え方でしょうか。今日は雨が終日降っていました。風も強く暴風注意報が発令するほどで、外を歩けば濡れずにはいられない天候です。しかし人々は、「あいにく」の雨などと表現したり、雨を悪者扱いです。先ほど「悪いを避けようとしている」と言いましたが、これは言い直しましょう。人々は「今のありのままの状態を受け入れられない」のです。地球は私たち人間が思うより遥かに賢く、宇宙の法則に100%沿った動きを見せますから、今日のような「悪天候」とレッテルを貼られている暴風雨は、完全に起こるべきして起こったものと言えます。日本には毎年台風が訪れますが、僕は高次が、ありがたいことに、日本全域を洗ってくれていると思っています。都会の腐った排気ガスと、人類が派手にかましている化学工場からのスモッグを、綺麗サッパリ流してくれるのです。ありがたいとは思いませんか?
良い悪いは無いと自分で言っておいて何ですが、僕の人生において、人々が「悪い」と捉える物事全ては、必ず「良い」に繋がっています。特に愛する人の死は、計りきれない悲しみが伴う反面、自分の人生における最大のカタリスト(触媒)となり、その人が亡くなった後、自分個人だけでなく、多数に人々に多くの豊かさを届けてくれました。全てはバランスです。昨日の題の続きにはなりますが、全てはバランスです。だから、喩えてみれば、見えない部分での「宇宙の意識的銀行口座」が人間一人ひとりに存在しているのです。無理に融資を受け、責任も持たずにお金を使えば、それなりの借金地獄へと落とされることになる。僕にとっては、7年間のLA時代は、今のところ人生最大の借金でした。多くの知恵と経験を授かった反面、2008年にバブル崩壊。父という偉大な人物を失い、家も金も、ロサンゼルスも全部、取り立て屋に持っていかれた矢先、査証が失効して、日本国へ片道切符の島流しです。そのため2008年から今年までの7年間、あまり良い体験はしませんでしたが、この7年間は借金返済期だったのです。良い体験が無くて当たり前だったと言えます。
ではそれらが本当に「悪い」出来事であったのかと聞かれれば、いいえそんな事は全くありません。むしろ、そうなってくれて心底から感謝したいくらいの気持ちです。それらがなかったら、このブログも無い。それらがなかったら、今の自分は居ないし、今の自分が持つ深みもなかったでしょう。おかげ様で完璧なバイリンガルになりましたし、日本でも沢山の素晴らしい方々と御縁をいただくことができました。自分と向き合い、自分の事業も立ち上げることが出来ました。今の自分の持つ全ては、紛れも無い「莫大な負」が生み出した、集大成なのです。負を怖がらずに、負を体験し、負を富(ふ)へと変える、錬金術がある。人生のシークレットです。

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