本日はお日柄もよく 原田マハさん著のスピーチ小説

What a beautiful day!

原田マハさんのお仕事小説、「本日はお日柄もよく」を読み終えました。27歳かな?OLからスピーチライターという天職に転職した二ノ宮こと葉のストーリー。参院選に立候補することとなる幼馴染のスピーチライティングを任される、というお仕事がメインディッシュとなる小説です。こう書くと如何にもつまらなさそうな説明であります!(笑)ぶっちゃけ僕も最初の半分はマジでつまんねぇって思いました。この30歳としての翔樹の魂レベルでの親父として君臨しているオノさんから推薦を受けた時は、オノさんが勧めてくるのだから読むしかないと思うわけですが、最初の半分は本当に苦痛でした。そもそも僕が本を読まなさすぎってのもあるんですがね。読書家の叔父からも言われましたが、どんな小説を読んでても、どんなに読書歴が長いからと、どんな小説は冒頭は「闘う」必要があるのだとか。だから最初の半分がつまらないと感じるのはどんな小説でも同じなのかもしれません。いわゆるビルドアップが必要なだけなのですが。

一番印象に残ったシーン

由比ガ浜公会堂の最終決戦シーンですよねもちろん。いやマジでこれ打ち込んでから初めて気づきました。そりゃ最終決戦印象に残るだろボケ!みたいな。その最終決戦前、あと20分で最終のスピーチが行われるという時、主人公こと葉のライバルから電話があります。今すぐ会って話がしたいと。そのライバルは同じ選挙区の敵陣立候補者のスピーチを書いているライターで、同じ会場(由比ガ浜公会堂)に居たのですが、そのこと葉とライバルが会話するシーン、マジで号泣。内容は複雑すぎてここには起こしませんが、こんなメッセージを僕は感じました。

自己の先入観から悪人と決めつけてしまう人間の性、でもそれは先入観と自己完結的な頭の中のストーリーであり、先入観の裏側には本当の愛がある。だから苦境の時こそ耐えて!苦境には一番の打開策、チャンスが隠されている!

今後に役立つと思ったこと

一番は言葉の使い方次第で相手の感じることは変わる、ということ。当たり前に聞こえますが、意図的に行わないとこれは難しいスキルです。常に聴いてる側の気持ちを忘れずに、エンターテインさせつつ、愛を感じさせるように話す、事を書くことが1人間として出来る最高の表現であること間違い有りません。特にクライアントとのメールでのやり取り、電話での通話、打ち合わせでの対話が多くある仕事ではかなり役立つことだと思います。

初めて知ったこと

選挙がテーマであるため、選挙活動の裏側について少し知ることが出来ました。もちろんこの小説で出てきた選挙活動の描写は氷山の一角に過ぎないのは承知ですが、特に政界の善と悪の描写が印象に残っており、政界での大きな勢力と対峙することがどれだけ険しい戦いなのかも知れました。さらにスピーチが人の心を掴めるということ。そしてスピーチ力がこの人間界において評価されるスキルであり、極める価値のある技術であるということ。

こんな人にオススメ

気持ち恋愛小説感も入ってて、バリバリの仕事だけじゃないのが本当に良かったと思う。やっぱり人間には対極となる性エネルギーが創造の鍵となっていることも感じる一冊でした。じゃあ誰に読んでもらいたいか。う〜ん。間違いなく、大鹿村に住んでいる連中にオススメは絶対しないです(笑)次のキーワードに何か共鳴するのであれば読んで良いと思います。
仕事 スピーチ 選挙 スピーチライター OL 広告代理店 政治 出馬 お仕事恋愛 結婚
こうキーワードを書いてみると、やっぱ僕みたいなハタチから10年間仕事してきたアラサーあたりの人には結構面白い小説になるのかなぁと。

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